[207] Faces Mori@管理人 2004/11/29 (Mon) 02:25 「キンタナ・ロー・・・」を相変わらず読んでいます。読み終わってはいますが、気に入っているので何度でも。関係はないのですが、ふと思いついた事を。 陸地というのは、地球の表面に描かれた、刺青みたいなものなのだなあと、言う事がふとした瞬間に頭にポンと弾けて。青い肌の上に散る、所詮は過剰な装飾。そんなものが無くても、「彼女」は、或いは「彼」は美しい。けれど、その装う姿も、それなりにはそそられる、というのは。生物は、私たちは刺青という、染みの一部を為す存在だからだろうか、と。刺青といえば、アフリカ周辺等の古いものがとても変わっていますね。色を乗せるのではなく、長年かけて肌に傷を付け、それを畝状に育て上げる事が必要なのですが、最終的に仕上がるものはその人自身からちょっとはそっとでは消える事のない確固とした文様となる。 Tweet Share △
[206] Sketch Mori@管理人 2004/11/24 (Wed) 02:32 スケッチ。 パターンに関心を見出している?****************今週はティプトリー「すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた」を読みました。とうとうティプトリーすらFTのほうに入ったか、と妙な感慨が沸いていましたが。でも確かにこの作品集にかんしていえば、そのほうがしっくりくるような気がします。SFと感じるか、FTと感じるかの境界線は微妙な匙加減ですから、読む側次第。面白いことに、呼んでいてラブクラフトのクトゥルー神話系が頭に上ってきました。海が舞台に使われているせいもあるでしょう。短編集ですが、個人的には「リリオスの浜に流れついたもの」が特に気に入っています。驚いたのは文庫内の文字の大きさでした。読み易すぎて困惑するほど大きい。そうそう、最近は松本清張氏の作品が随分見直されてきているんだと、本屋に行くと結構再編集された短編集などが並んでいるので思いましたが。「黒革の手帳」、確かに面白いです。個人的に人に推すのは「砂の器」かな。はじめて読んだ時は、結構人間というものを突きつけられてどぎつい松本氏の作品は読んでいて辛かった、ので数は読めなかったですね。地震雲らしきものを見かけたのが気になっています。 まっすぐたなびく雲、妙に赤い空。 ひどく美しい。 Tweet Share △
陸地というのは、地球の表面に描かれた、刺青みたいなものなのだなあと、言う事がふとした瞬間に頭にポンと弾けて。青い肌の上に散る、所詮は過剰な装飾。そんなものが無くても、「彼女」は、或いは「彼」は美しい。けれど、その装う姿も、それなりにはそそられる、というのは。生物は、私たちは刺青という、染みの一部を為す存在だからだろうか、と。刺青といえば、アフリカ周辺等の古いものがとても変わっていますね。色を乗せるのではなく、長年かけて肌に傷を付け、それを畝状に育て上げる事が必要なのですが、最終的に仕上がるものはその人自身からちょっとはそっとでは消える事のない確固とした文様となる。