Daily Graphic

[241] 蕃神 - Guardian-gods

蕃神 - Guardian-gods by Mori@管理人 (64 KB)
一日遅れですが、ハッピーバレンタイン。一応今回の絵はバレンタイン向けかな?と思ったものを。どこらへんが?と聞かれると少々汗が流れそうですが。巨大な蕃神がごろごろとしている感じがちょっとラヴリーということで。*****************************最近いとこのひとりに子供が生まれたので、昨年の事を考えると感慨深いものがあります。でも、お蔭様で一足先に春気分を満喫させていただています。一応名付け親は私。名前にあてる良さそうな字をいくつか選んであげたという。本を見てみたり、サイト等も見てまわって色々名前を調べましたが、同音で字の違う名前、結構多いので面白かったですね。というわけで名前はもう付いているんですが、今のところ単に「赤ちゃん」と呼ばれ続けるその子供でした。そんなものよね。バレンタインのほうは、実は本人が甘党なので。道ゆくと目に入るチョコレートの山に目を輝かして、辛党の人には呆れられる日々を過ごしましたが、なにせ先祖に菓子屋がいますから。道理で甘党のわけです。食べるのも好きですが、見るのが一番楽しいんですね、トリュフとかは。甘いものが好きな人間には、そういうのが宝石のように見えているんですよ。あの赤胡椒が飾られているのはルビー、あのワイン入りのは柘榴石、そちらのピスタチオを飾りつけたナッツクリーム入りのはペリドット、模様入りの濃厚な味はタイガーアイ、岩塩が乗っているのはハーキマーダイヤモンド、琥珀に翡翠にローズクォーツ、みたいな。眼を輝かせるのも無理はないというものです。最近関心がある映画は、公開真近い「ナルニア国物語」と「ゲド戦記」。とても意外だったというか。ナルニア国物語自体はいつかはなるだろうと思っていましたが、あそこまでアスランをライオンそのままでいくとは、想像していなかったので。いまの技術ならリアルさは幾らでも追求できるけれど、もう少し芝居がかったライオンにすることで別方面からリアルさを追求するやり方になるかと(制作・配給がディスニーですし)思っていました。なにはともあれ全作映像化されると良いと思います。「ゲド戦記」は3巻あたりからの映画化というのに「あれ?」と。ル・グィンの話ははなやかさに重点が置かれていない作品がほとんどですが、3巻はその中でもかなり地味な展開をしていた覚えがあるので、どうなるのか気になっています。そうそう、女の子バトンというのを受け取っているので、次の日記でそれこみで色々書こうかとおもいます。

[240] 一角獣・多角獣 - E Pluribus Unicorn

一角獣・多角獣 - E Pluribus Unicorn by Mori@管理人 (60 KB)
アムドゥシアス。地獄の偉大にして強力な”一角”公爵。ソロモン王に封じられた72柱のデーモンの一柱。召喚の際に初めはユニコーン、次に人間の姿で現れる。いかなる場所でも甘い音楽を奏でる力を持つとされ、18世紀のバイオリン演奏家ジョゼッペ・タルティーニに「悪魔のトリル」作曲の霊感を与えたのは彼と言われている。************************************風邪がようやっと治ってきましたので、日記にスケッチをあげてみます。一部の方にご心配おかけしたようですみません。クリスマスイラストにメッセージを下さった方、ありがとうございます。一言メッセージも大変嬉しく読んでいます。
風邪が少しずつ治ってきたところで、見たかったDVDを見たり、「功名が辻」や「けものみち」「出雲の阿国」に大喜びしたり。調子が悪いと、見ていても十分に見ている気がしないので、調子が良くなるまで待ってから見ていたのでえらく時間がかかりました。一度に見たらまた疲れますしね。「一角獣・多角獣」(スタージョン著)を読んでユニコーン(一角獣)でなにか描きたくなり、こんなん出ましたけど〜という感じで。美しいイメージの一角獣をおじさんにするのは反則でしょうか。アムドゥシアスとして一角獣を描くなら、公爵だし威厳があったほうがいいとか言い訳しつつ、当方が一角獣を描くとこんな感じですよということで。「一角獣・多角獣」ですが、けっこう長い事読んでみたかったのですが、最近まで全然再版されなかった短編集です。そのうち、一角獣を冠したのは「一角獣の泉」(しかも原題は違います)という一編で、イメージをそそられる美しい作品ですが、個人的に「死ね、名演奏家、死ね!」というのがひどくっていいですね。本当にひどい話だけど。「考え方」もなまじのホラーより怖い。スタージョンというと「人間以上」が始めて読んだ作品でしたが、最近色々出てるので、特に短編ファンの人にはほくほくものでしょうね。
ものを見るときに、別の角度でみるのは結構大事な事だと思っています。といっても、そうすることで確実に自身から失われるものがあると思う人には、それを強制したいとはおもいませんが。例えば、多くの人がクリスマスがキリストの誕生を祝う祭りだと考えたり、小野小町は化野(あだしの)で野垂れ死にと聞き、それは諸行無常と感じるに違和感がない。が、「何故そのときなのか」「なぜそういった経過を辿ったことをあえてかたるのか」を考え始めれば、そこに作為を読み解くことが可能になる。クリスマスは実際には太陽神崇拝などキリスト教以前の宗教に由来するものであり、それをキリストの誕生日とすることで異教徒を取り込もうとした経過としてみる事が出来る。小野小町が「化野で野垂れ死に」とされなければならないのは、仏教説話として小町の逸話が取り込まれたためであり、実際の小野小町の人生を少しでも知りたいなら、そこから一歩出なければならない。しかし、所詮逸話だ、というならそれまでの話しですし、まさかそんなことにこだわるなんて、という人がほとんどのなか、もしその考え方をあえてとる人物がいたならば?「考え方」というのはそういうポイントをついた話。「まさかこんな考えをする人がいるはずがない」と考える事こそが、実際には異常な考えであるということに、ほとんどの人は気がつく事はないのだとおもいますね。実際、気がつく事で苦痛を伴うケースも少なくないでしょうから、意図的にそうしたいと思う時も出てくるのではないかしら。
あ、ネコ好きには「ふわふわちゃん」がおすすめです。あまりにも性悪ネコな話で、悲鳴をあげつつも笑っちゃうというか。あと「孤独の円盤」は特に美しい話です。

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