Daily Graphic

[314] 地獄の猟犬 - Glasialabolas, The Hell Hound On Your Trail

地獄の猟犬 - Glasialabolas, The Hell Hound On Your Trail by Mori@管理人 (49 KB)
グラシア・ラボラス - Glasialabolas, Classyalabolas,Caacrinolaas,Caassimolar カークリノラース、カッシモラールとも。ソロモンの72柱の魔神の1柱にして、地獄の伯爵である。36の悪霊軍団を従える。召還者の前にグリフォンの翼を持つ犬の姿で現れる。あらゆる技芸を一瞬で教えることが出来る。ほうっておくと流血と諍いをもたらす反面、召還者が望めば敵味方に友情をもたらし、また望んだときに透明になれる術を授けるという。迅速、勇気、大胆、戦術と暴力を象徴する。まあ、毛色の違うケルベロスというか、典型的なヘル・ドッグである。古き良き南部アメリカで、十字路で悪魔と取引をしたと言われるほどの伝説のブルースマン・ロバート・ジョンスンが歌ったブルース“Hell Hounds On My Trail”の歌詞に出てきそうな性格だと思えば良い。願いは叶えてくれる。が、願ったこと自体が気の迷いである。気の迷いだろうが何だろうが、グラシア・ラボラスはお代を取りに追って来ることだろう。多分。コラン・ド・プランシーの「地獄の辞典」でも、性格の悪い主人に似たであろうと言う感じの、いかにも根性悪そうな中型犬の姿で描かれている。なんというか、中途半端におしりかじり犬した挙句、うっしっしとでも笑いそうな感じといえば良いだろうか。犬好きには確実にショッキングな系統の魔神である。が、いつしかその性格の悪さこそがくせになる、のかも知れない。グラシア・ラボラスは猫でなく犬、というところが良いのだ。妙なファンが沢山ついているであろう魔神である。
****************************************というわけで以前の日記より少し間があきましたが。今回はソロモンの72柱の魔神からグラシアラボラスです。色々あって最近「おしりかじりむし」をえんえんと聞くはめになっていたのですが、なんとなくその際にこのグラシアラボラスが頭の中で踊っていました。なにか中毒性がありますよね、「おしりかじりむし」。

[312] 囁く男 - Murmur, The Whispering Sea

囁く男 - Murmur, The Whispering Sea by Mori@管理人 (41 KB)
ムルムル - Murmur, Murmus, ムルムスとも。ソロモンの72柱の魔神の1柱にして、地獄の大いなる公爵であり、伯爵である。30の悪霊軍団を支配する。召還されると、ハゲタカあるいはグリフォンのような怪物に乗り、公爵冠を頭に載せ、甲冑を纏った戦士として現れる。その際には側近のものが彼に付き従い、トランペットを奏でる。召還者が望めば、完璧に哲学を教える。また死者の魂を呼び出し、質問に答えさせると言う。怠惰、鈍重、損失を象徴する。かつては潮の流れを司る座天使であったと言われている。
ムルムル Murmur はラテン語で”トランペットの音、ささやき、ざわめき、そしてつぶやきを意味する。この単語自体が「海」を暗示するものであり、この魔神が水に関わる存在であることを明快にしていると思われる。交霊の力を発揮する魔神・悪魔には水に関わる存在が多いが、このムルムルもそれに数えられるだろう。++++++++++++++++++++++++++++++++++++少しの間休んでいたソロモンの72柱シリーズを再開しました。というわけで、31柱目はムルムルです。名前からして海から来たりって感じの魔神です。ちょうどひとつ前にフルフルを出したので、「次はグルグルです」とか言ったら信じる人が出そう、なわけはないか。グルグル、なにか犬ッぽいかインドの導師っぽい魔神なのかも知れないとか勝手に言ってみたりして。ちなみにムルムルのイメージは私は学者肌の武人です。なにせ哲学を教えてくれるっていうんですから。ついでなので海産物系だけど無意味に眼鏡かけてそうな雰囲気にしてみました。実は眼鏡は座礁した船からちゃっかり貰って来たものとこかね。ようするに、男性の人魚のイメージなんでしょう。男人魚に関して、女人魚ほどは美しくなく、物を(しばしば魂を)集める収集癖があることが多くの伝承に現れますし。そういえば最近 Supernatural [ Check! ] という海外ドラマにはまっています。(ファーストシーズンはこの間最終回までやっていましたね。)アメリカの方ではサードシーズンが秋に始まるらしいので、早く日本に上陸しないかな。これ、超常現象を題材にはしているんですが、特に話に引き込まれるのはむしろ主人公達兄弟の葛藤とか、遠慮のないやり取りとかが大きいシリーズですよね。健全なスケベのようでいて屈折しまくった兄の言動と、それに負けていない押しが強い弟のやり取りが妙で時々ふいてしまう。劇中に流れる音楽がいわゆる懐メタルなのも感慨ぶかい。「24」も「プリズンブレイク」もかわしたのに、これにはしっかりはまりました。Supernatural スーパーナチュラル公式サイト [ Check! ]

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