[540] 【ソロモンの契約】 ベルゼブル - Beelzebul Mori@管理人 2012/02/24 (Fri) 20:46 ベルゼブル - Beelzeboul, Beelzebul, 『ソロモンの契約』において、ソロモン王の求めに応じて、契約の指輪によって連れてこられた魔神である。同じく『ソロモンの契約』に現れる魔神・オルニアスにソロモン王が命じる事で、王の御前に引き出された。悪鬼魔神達の頂点に立つ君主である。人をソドミーに引き込むという。 ソロモン王に問われて、自らを魔神の君主であり、唯一神を恐れていることを明かした。その後、ベルゼブルはソロモン王から他の魔神達を連れてくることを命じられた。 ベルゼブルは、旧約聖書「列王紀」に現れるペリシテ人の神・バアル・ゼブブ Beelzebub 、及び七つの大罪のひとりに数えられているベールゼブブと同一の存在である。本来は豊饒の神として、バアル・ゼブル(高き館の主、もしくは気高き主)Baal-Zebul という名で呼ばれていたが、イスラエルの地に住んだカナン人、すなわち古代ユダヤ人はバアル・ゼブルを含めたバアル信仰を邪教とみなし、ヘブライ語でバアル・ゼブブ(蠅の王) Baal-Zebubu と言い換え蔑んだのである。こうしたあからさまな貶めは、バアル・ゼブル信仰が豊饒神ならではの性儀式を伴うものだったとされる為もあるが、やはり古代ユダヤ信仰において、宗教的なライバルとして無視できない存在であったことが大きいようである。 悪魔の頭・ベルゼブルに関しては、新約聖書のマタイによる福音書とルカによる福音書にも記述がある。福音書作者たちののベルゼブル嫌いは徹底していた。イエスが目が見えず口が利けない人を癒していると、これを見たファリサイ派の人々が「この男は悪魔の頭であるところのベルゼブルの力で悪霊を追い出しているのではないか」と論争を持ちかけた。しかし、イエスは彼らの企みを見抜いて、「もしサタンがサタンを追い出すのであれば仲間割れすることになる」と答えて彼らの追求をみごとかわしたという逸話である。このように、ベルゼブルはサタンと同一視され、悪魔の頭であるとみなされていたのである。 ++++++++++++++++++++++++++++++++ というわけで、今回はソロモンの契約の魔神からベルゼブルです。7大罪の君主としてのほうではすでに項目を書いていますが。魔神シリーズも描いて長いですが、毎回、イラストを描いてから、簡単に解説を用意するんですが。たしか、初期に始めた頃はイラストを描くだけがメインの目的だったのに、つい調べまくるせいで解説のほうもどんどん長くなっていくあたり。とりあえず、日記のほうではちょっとちゃんぽんというかちゃらんぽらん感想を毎回つけることにしています。その後文章を整理して、分館に格納しているわけです。 まあなんというか、今回のベルゼブルことバアル・ゼブル兼バアル・ゼブブついでにサタンさんですが、結構踏んだりけったりの目にあってるなあという印象があるというか、薄倖の美人というか金星ゆかりだけに発光の武人って感じですねえ。ミルトンの「失楽園」とかでもなんだかえらい真面目そうだな、キリッとか音がしそうなしゃべりじゃないの、みたいな感じですし、この方。しかし『ソロモンの契約』でも福音書でもぼろぼろに叩かれているので、もはやどMになっているのではないかと心配です。そんなベルゼブルさんに励ましのおたよりを! 話は変わりますが、本に関して書きたいと常々思っているので、今度こそということで、以前若しくは最近読んだ&感想を書く気の本のタイトルだけつらつら並べてみます。:「食べる人類史」「陰陽頭・加茂保憲」「森薫拾遺集」「愛が聞こえる夜」「猫鳴り」「老人と犬」「ポテトスープが大好きな猫」とりあえず漫画・絵本的なもの・小説まで雑多に。面白いけれど感想を書くには味気ないかな、という本以外でということでこのあたり。 そうそう、WEB拍手ありがとうございます。現在、分館「ソロモンの72柱」のほうにだけついている状態ですが、そのうちメインのほうにも付け直しておく予定です、願わくば新しいカットをいれてから…出来ればですが。 Tweet Share △
[539] 【ソロモンの契約】 「ドラゴンの頭」 - the crest of dragons Mori@管理人 2012/01/06 (Fri) 18:49 「ドラゴンの頭」 - the crest of dragons, どちらかというと、「竜の冠」とでもするのが正しいのかもしれない。三つ首の竜の姿をした魔神である。『ソロモンの契約』において、ソロモン王の求めに応じて、契約の指輪によって連れてこられた魔神である。 名の示すとおりなら、「冠」のように突き出た複数の突起を持つ竜であると思われる。多くの場合、鶏冠のように突起を持つ竜は『放漫』のシンボルとされ、そのため堕天使で七つの大罪のひとりに数えられるルシファーも、突起ある竜の姿を持って表されることがあるのである。 ソロモン王に問われて、自らを Tribolaios 三つわれの星の釘、撒菱(まきびし)のような存在であると答え、すなわち三つの悪をなす存在であると明かした。まず、妊婦の子宮内にて胎児の目に災いをもたらし、次に耳に災いをもたらし、最後には目が見えず耳が聞こえないものにするという。 古代では母体の栄養不足や手当ての十分でない出産から、目や耳に障害をもって生まれることも多かった。それを体現する存在として作られたのがこの魔神であると思われる。 ++++++++++++++++++++++++++++++++ というわけで、今回はソロモンの契約の魔神から「ドラゴンの頭」です。ひさしぶりのソロモン関連の更新ですね。というか、年賀イラストで描いたのはこの竜なんですが、本来は三つ首のキングギ○ラみたいなドラゴンです。いや、三つ首にするとなんでも○ドラに見えるので、やめておいたというのがあるんですが。まあギド○ですよね。ラ○ンでもいいけど。そうか、ソロモンの魔神はみんな宇宙怪獣だったんだよ!なんだってー!?ということになりそうでわくわくしますね。まあ、三つ首でない分、ちっこいドラゴンを2頭ほど追加しておきました。 文中に出てくる星の釘、そういうとなんとなくかっこいい感じがしますが、ようするにとがった突起を持つ植物の種とか、そういったものをそう呼ぶそうです。 年賀イラストなどへの感想やコメントありがとうございます。 そういえば、質問にあったので。今のところFacebookのほうにはいませんが、もし入ったらこの日記とMIXIやTwitterあたりでお伝えして、こちらからリンクしておきます。(MIXIとTwitterにはいますよ。森 霧矢 名義で見つかるかと。) Tweet Share △
ソロモン王に問われて、自らを魔神の君主であり、唯一神を恐れていることを明かした。その後、ベルゼブルはソロモン王から他の魔神達を連れてくることを命じられた。
ベルゼブルは、旧約聖書「列王紀」に現れるペリシテ人の神・バアル・ゼブブ Beelzebub 、及び七つの大罪のひとりに数えられているベールゼブブと同一の存在である。本来は豊饒の神として、バアル・ゼブル(高き館の主、もしくは気高き主)Baal-Zebul という名で呼ばれていたが、イスラエルの地に住んだカナン人、すなわち古代ユダヤ人はバアル・ゼブルを含めたバアル信仰を邪教とみなし、ヘブライ語でバアル・ゼブブ(蠅の王) Baal-Zebubu と言い換え蔑んだのである。こうしたあからさまな貶めは、バアル・ゼブル信仰が豊饒神ならではの性儀式を伴うものだったとされる為もあるが、やはり古代ユダヤ信仰において、宗教的なライバルとして無視できない存在であったことが大きいようである。
悪魔の頭・ベルゼブルに関しては、新約聖書のマタイによる福音書とルカによる福音書にも記述がある。福音書作者たちののベルゼブル嫌いは徹底していた。イエスが目が見えず口が利けない人を癒していると、これを見たファリサイ派の人々が「この男は悪魔の頭であるところのベルゼブルの力で悪霊を追い出しているのではないか」と論争を持ちかけた。しかし、イエスは彼らの企みを見抜いて、「もしサタンがサタンを追い出すのであれば仲間割れすることになる」と答えて彼らの追求をみごとかわしたという逸話である。このように、ベルゼブルはサタンと同一視され、悪魔の頭であるとみなされていたのである。
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というわけで、今回はソロモンの契約の魔神からベルゼブルです。7大罪の君主としてのほうではすでに項目を書いていますが。魔神シリーズも描いて長いですが、毎回、イラストを描いてから、簡単に解説を用意するんですが。たしか、初期に始めた頃はイラストを描くだけがメインの目的だったのに、つい調べまくるせいで解説のほうもどんどん長くなっていくあたり。とりあえず、日記のほうではちょっとちゃんぽんというかちゃらんぽらん感想を毎回つけることにしています。その後文章を整理して、分館に格納しているわけです。
まあなんというか、今回のベルゼブルことバアル・ゼブル兼バアル・ゼブブついでにサタンさんですが、結構踏んだりけったりの目にあってるなあという印象があるというか、薄倖の美人というか金星ゆかりだけに発光の武人って感じですねえ。ミルトンの「失楽園」とかでもなんだかえらい真面目そうだな、キリッとか音がしそうなしゃべりじゃないの、みたいな感じですし、この方。しかし『ソロモンの契約』でも福音書でもぼろぼろに叩かれているので、もはやどMになっているのではないかと心配です。そんなベルゼブルさんに励ましのおたよりを!
話は変わりますが、本に関して書きたいと常々思っているので、今度こそということで、以前若しくは最近読んだ&感想を書く気の本のタイトルだけつらつら並べてみます。:「食べる人類史」「陰陽頭・加茂保憲」「森薫拾遺集」「愛が聞こえる夜」「猫鳴り」「老人と犬」「ポテトスープが大好きな猫」とりあえず漫画・絵本的なもの・小説まで雑多に。面白いけれど感想を書くには味気ないかな、という本以外でということでこのあたり。
そうそう、WEB拍手ありがとうございます。現在、分館「ソロモンの72柱」のほうにだけついている状態ですが、そのうちメインのほうにも付け直しておく予定です、願わくば新しいカットをいれてから…出来ればですが。